# 表、数式、参考文献のチェック

エディタからスプレッドシートを LaTeX や Typst の表として読み込む、または表、数式、画像の書き出し、BibTeX のチェックに特化したツールを選びます。

スプレッドシートは、書いている LaTeX や Typst の文書に、エディタの右クリックメニューから直接入れられます。原稿を用意しなくても 1 つの結果が欲しいときは、下のツールのどれかを使います。

## データファイルから表を読み込む

LaTeX または Typst の文書で、表を置きたい場所を右クリックして、**CSV / XLSX から表を作成…** を選びます。**スプレッドシートを表として読み込む**ダイアログは、次のように動きます。

1. **CSV、TSV、XLSX、JSON を選択**を選んで、ファイルを選びます。Excel ファイル（`.xlsx` と `.xls`）は、最初のシートが読み込まれます。JSON ファイルは、レコードのリストか行のリストである必要があります。
2. プレビューを確認します。最初の行と列が表示されますが、挿入されるのは表全体です。
3. 1 行目に列名が入っているなら、**1 行目を見出しにする**をオンのままにします。
4. 必要なら、**キャプション**と**ラベル**を追加します。どちらも任意です。`tab:results` のようなラベルを付けると、LaTeX では `\ref{tab:results}`、Typst では `@tab:results` で表を参照できます。
5. **カーソル位置に挿入**を選ぶか、代わりに**ソースをコピー**を選んで、表をクリップボードに置きます。

表は、文書の言語で書かれます。LaTeX の表は、上、中、下の罫線に booktabs を使うので、文書に `\usepackage{booktabs}` が必要です。Typst の表は同じ 3 種類の罫線を使い、パッケージは不要です。どちらも、セルの中の特殊文字はエスケープされます。

### Typst の表をデータにリンクしたままにする

Typst の文書では、ダイアログに**データファイルとのリンクを保つ**もあります。オンにすると、Oleafly はデータをプロジェクトの `data` フォルダにコピーし、表は文書をコンパイルするたびにそのファイルを読み込みます。ファイルを編集すれば、次のコンパイルで表が変わるので、読み込み直す必要はありません。Excel のシートは、そこに CSV ファイルとして保存されます。リンクされた表はカーソル位置に挿入されるため、**ソースをコピー**は使えません。

LaTeX の表は、常にテキストとしてソースにコピーされます。更新するには、ファイルをもう一度読み込みます。

## 手元にあるものから始める

これらのツールは **Oleafly ツール**の一部です。**設定 → 実験的な機能**で **LaTeX ツール**を有効にしてから、ライブラリで **Oleafly ツール**を開きます。

| 手元にあるもの | 必要なもの | 開くもの |
| --- | --- | --- |
| 数行・数列のデータ | 編集できる LaTeX の表 | [表から LaTeX へ](/docs/tools/table-to-latex/) |
| Excel、CSV、TSV のファイル | 最初のシートからの LaTeX の表 | [Excel から LaTeX へ](/docs/tools/excel-to-latex/) |
| Excel、CSV、TSV のファイル | 最初のシートからの Typst の表 | [Excel から Typst へ](/docs/tools/excel-to-typst/) |
| 入力した記法、または数式の画像 | 編集できる LaTeX の数式 | [数式から LaTeX へ](/docs/tools/equation-to-latex/) |
| 動作する LaTeX の数式 | SVG、PNG、MathML、ウェブ用のスニペット | [LaTeX から画像へ](/docs/tools/latex-to-image/) |
| `.bib` ファイル | 構造上のエラーと不足しているフィールド | [BibTeX バリデータ](/docs/tools/bibtex-validator/) |

## 小さな表の例

**表から LaTeX へ**を開き、3 列を作って、見出しに続けて値を入力します。

| 手法 | 精度 | 時間 (s) |
| --- | ---: | ---: |
| ベースライン | 0.81 | 12.4 |
| 改訂版 | 0.86 | 10.1 |

先頭行を見出しに設定し、数値の列を右揃えにして、`booktabs` の罫線を有効にします。生成されたソースを原稿にコピーし、必要なら `\usepackage{booktabs}` を追加して、コンパイルします。

セルを手でコピーすると間違いやすいときは、代わりに **Excel から LaTeX へ**を使います。最初のワークシートを読み込み、入力は 10,000 行、100 列、セルのテキスト 2 MB までです。数式のセルはブックにキャッシュされた結果を使うので、読み込む前にシートを再計算して保存してください。

## どちらの方向の数式にも

`sqrt(x^2 + y^2) <= r` のような記法や、文字起こしが必要なスクリーンショットには、**数式から LaTeX へ**を使います。単純な入力済みの記法は、ローカルで正規化されます。自然言語の数式や画像には、対応したローカルの Ollama モデルが必要です。

式が正しくなったら、**LaTeX から画像へ**を使います。SVG はダイアグラムやウェブでくっきり表示され、PNG は SVG を置けないソフトウェアで使えます。貼り付け先が対応しているなら、MathML や編集できる数式を優先してください。画像だけでは、数学的な構造が支援技術に伝わらないからです。

## 最後のコンパイルの前に検証する

参考文献を **BibTeX バリデータ**に貼り付けると、構文エラー、不足している必須フィールド、キーの重複が見つかります。結果に問題がなければ、テキストが構造として正しいということです。引用した文献が実在することや、著者、タイトル、年、識別子が正しいことまでは確認されません。

プロジェクト全体でのキーの整理、重複の安全な処理、引用の更新には、[参考文献と引用](/docs/citations/#clean-a-reference-library)を使います。
