# Ollama とオフライン執筆

ローカルモデルを接続し、ネットワークなしで使える執筆ワークフローを準備します。

Ollama は、ダウンロードしたモデルをお使いのコンピュータ上で実行します。Oleafly に接続すると、原稿と並べてローカルの AI を使えます。接続がある間にモデルと文書の依存関係を準備し、オフラインで使うつもりのワークフローを試してください。

## Ollama をインストールして起動する

Ollama を[公式のダウンロードページ](https://ollama.com/download)からインストールします。Ollama を開くか、ターミナルからローカルサーバーを起動します。

```sh
ollama serve
```

Ollama がすでに動作している場合は、その既存のサーバーを使います。お使いのコンピュータに合うモデルをダウンロードします。たとえば次のようにします。

```sh
ollama pull qwen3:8b
ollama list
```

1 つ目のコマンドはモデルをダウンロードし、2 つ目はローカルのモデルを一覧にします。モデルのサイズ、使えるメモリ、コンテキスト長が速度に影響します。対応しているモデルとシステムのセットアップについては、Ollama の[ドキュメント](https://docs.ollama.com/)を参照してください。

## Ollama を確認する

![設定 → AI アシスタント → プロバイダとキー。プロバイダ一覧の一番下にある Ollama（ローカル）を展開すると、サーバーの確認とモデルの選択ができます。](https://cdn.oleafly.com/images/screenshots/desktop/docs/settings-providers-dark-window-v2.png#view=519,89,883,902)

1. **設定 → AI アシスタント → プロバイダとキー** を開きます。
2. **Ollama** を展開します。
3. **Ollama を確認** を選びます。
4. 状態と、インストール済みのモデルの一覧を確認します。

インストール済みで停止している Ollama がアプリに見つかった場合は **Ollama を起動** で起動できます。サーバーが起動したあとや、別のモデルをダウンロードしたあとは **再確認** を選びます。

## ローカルモデルを選ぶ

検出された一覧からモデルを選び、カードの操作で適用します。アシスタントを開き、メッセージを送る前に、ローカルモデルが選ばれていることを確認します。

練習用の文書で試してみましょう。

> この文書の構成を説明してください。ファイルは変更せずに、節を一覧にしてください。

編集やコンパイルには、Oleafly が必要とするツールの動作に対応したモデルを使います。モデルの機能の結果を確認してください。チャットができるモデルが、信頼できるツールのワークフローを実行できるとは限りません。

## ホストを変更する

**ホストを変更（詳細設定）** を選ぶと、Ollama サーバーのアドレスを編集できます。通常のローカルホストは `http://127.0.0.1:11434` です。組み込みの Ollama カードには、サーバーのホストを指定します。`/v1` の接尾辞は、OpenAI 互換のエンドポイントを設定するときのものです。

別のコンピュータで動いているサーバーは、ネットワーク接続になります。処理をこのコンピュータの中にとどめたい場合は、ローカルのループバックアドレスを使ってください。

## 代わりに互換プロバイダを使う

OpenAI 互換のカスタム接続には、Ollama のエンドポイント `http://localhost:11434/v1/` を使います。Ollama は、互換クライアントが必須とする API キーの欄を受け付けますが、それをクラウドの認証情報として扱うことはありません。[Ollama の互換性ガイド](https://docs.ollama.com/api/openai-compatibility)と[カスタムプロバイダ](/docs/ai-setup/#add-a-custom-endpoint)を参照してください。

## オフラインでのコンパイルを準備する

接続している間に文書を開き、コンパイルを成功させます。Tectonic は足りない TeX パッケージを必要に応じてダウンロードしてキャッシュし、Typst も Typst Universe のパッケージで同じことをします。そのあと **設定 → 一般 → オフラインモード** を有効にして、もう一度コンパイルし、キャッシュが足りているかを確認します。オフラインモードは LaTeX と Typst の両方に対応します。

Typst プロジェクトは、独自のパッケージを保持することもできます。Typst のツールバーから **Typst パッケージ** を開いて **パッケージをプロジェクトに取り込む** を選びます。Oleafly が、プロジェクトがインポートするパッケージを `typst-packages` フォルダにコピーするので、プロジェクトはオフラインでも、ほかのコンピュータでもコンパイルできます。

システムの TeX エンジンを使う場合は、接続を切る前に、必要なディストリビューションとパッケージをインストールしておきます。画像、参考文献ファイル、インクルードする節、必要なフォントは、ローカルで使える状態にしておきます。

## ネットワークなしで試す

1. 使うプロジェクトを開きます。
2. Ollama が動作していて、ダウンロードしたモデルが選ばれていることを確認します。
3. ネットワークから切断します。
4. 文書をコンパイルします。
5. ローカルモデルに、段落の説明を頼みます。
6. 必要な編集やツールのワークフローを実際に試して、結果を確認します。

執筆、ローカルのファイル、キャッシュを使ったコンパイル、ローカルモデルへの依頼は続けられます。オンラインでの情報源の検索、GitHub 同期、クラウドのモデル、ネットワーク経由の MCP サービスには、それぞれ接続が必要です。Oleafly のオフラインモードが制御するのは、キャッシュを使ったコンパイルと引用の検索で、システム全体のネットワークファイアウォールではありません。

## Ollama を切断する

プロバイダのカードの **接続を解除** で、Oleafly に保存された接続を削除します。Ollama にインストールされているモデルが削除されることはありません。

## トラブルシューティング

### 動作していない

Ollama を起動し、ホストとポートを確認してから、再確認します。サーバーがポートはすでに使用中だと報告した場合は、別のインスタンスを起動する前に、既存のインスタンスを調べてください。

### インストール済みのモデルがない

`ollama list` を実行します。モデルをダウンロードし、ダウンロードが終わるのを待って、Oleafly で再確認します。

### モデルは答えるが、ツールを使わない

モデルの機能の状態を確認し、ツールに対応したモデルを試します。長い編集とコンパイルの手順を頼む前に、プロジェクトを読むだけの小さな依頼から始めます。

### 返信が質問と無関係

モデルのコンテキストが小さすぎる可能性があります。Oleafly のプロジェクト向けの指示とツールは、あなたのメッセージより先に場所を取るため、4,096 トークンのコンテキストでは、短い依頼でさえ途中で切れることがあります。Ollama サーバーは、16,384 トークン以上のコンテキストで起動してください。たとえば次のようにします。

```sh
OLLAMA_CONTEXT_LENGTH=16384 ollama serve
```

Windows PowerShell では、`$env:OLLAMA_CONTEXT_LENGTH = "16384"` を実行してから `ollama serve` を実行します。動作中の Ollama は、先に終了してください。この設定は Oleafly ではなく、Ollama サーバーのものです。会話が長くなったり、プロジェクトが大きくなったりするほど、より多くのコンテキストが必要になり、コンテキストを増やすとメモリの使用量も増えます。詳しくは、Ollama の[コンテキスト長のガイド](https://docs.ollama.com/context-length)を参照してください。

### ローカルの応答が遅い

より小さなモデルや、より短く絞った依頼を試します。学位論文全体のレビューを一度に頼むのではなく、関連するファイルや節を添付します。
